昇任

大学教員生活も今年で7年目に突入。助教から始まって,ようやく准教授にランクアップした。

嬉しくてありがたいことではある。給料だってちょっとは上がるらしい。

思えば,今の時代で考えると随分時間がかかったように思う。


最初の2校は助教スタートで現任校は講師スタート。年齢的にもそうなるのかもしれないけれども,優秀な後輩たちにはとっくに追い抜かれているのである。業績が少なかったのも要因の一つだろう。


昇任したから仕事が減るわけでもなく,むしろ増えるわけで,今年度は色々と重たい役割が降り掛かってきた。さすがに色々といっぺんに降り掛かってきすぎなので,「拒否権ありますかね?」と一応聞いてみたのだけども,「基本的には拒否権はないものと思っていただきたい」と一蹴される始末である。


年齢と職位が上がると,責任も重くなっていくのね。

いつまでも「若手」という口実で逃げ続けられないものである。まだまだ気持ちは若手なのだけれども,年齢的にはそろそろ若手とも言い難くなってきたようである。体力的な衰えも感じるし,髪も薄くなり白髪も増えてきた。もう立派なオジサンである。だからこそ,もう少しお手柔らかにしてもらいたいところなのだけども…。

コメント

このブログの人気の投稿